そもそも健康保険とは?

健康保険(公的医療保険制度)とは、加入者やその家族など(被扶養者)が、医療の必要な状態になったときに、公的機関などが医療費の一部負担をしてくれるという制度です。加入者が収入に応じて保険料を出し合い、そこから医療費を支出するという仕組みになっています。

日本では、すべての人がなんらかの公的医療保険制度に加入することになっていて、これを「国民皆保険制度」とよんでいます。公的医療保険制度にはいくつかの種類があり、それぞれの職域などによって加入する制度が違っています。

公的医療保険制度のうちいわゆる健康保険(けんぽ)と言われるのは、サラリーマンやOLの方が加入する全国健康保険協会管掌(旧政府管掌健康保険)と組合管掌健康保険です(このホームページでは主にこの2つを扱います)。

公的医療保険制度の種類と加入対象者

名称・種類

加入者(被保険者)

説 明

健康保険 (職域保険)

組合管掌健康保険

大手企業(一部)の従業員と、その被扶養者 企業や企業グループで作った健康保険組合が運営しています。

政府管掌
健康保険

組合管掌以外の企業の従業員と、その被扶養者 社会保険庁が運営しています。

(平成20年10月からは全国健康保険協会が運営)

船員保険

船舶の船員と、その被扶養者 社会保険庁が運営しています。

共済組合

国家公務員・地方公務員・一部の独立行政法人職員・日本郵政公社職員・私立学校教職員とそれらの被扶養者 各共済組合が運営しています。

国民健康保険

国民健康保険

自営業者の人など(上記の健康保険に加入している人以外の市区町村住民) 市区町村などの地方自治体や、同種の業種または事務所に従事する者を組合員とする国民健康保険組合などが運営しています。

退職者医療制度

会社などを退職して年金を受けている人で、75歳未満(寝たきりの場合は65歳未満)の人と、その扶養家族 市区町村などの、地方自治体が運営しています。

老人保健制度

上記のいずれかの健康保険に加入している75歳以上の人、または65歳以上で一定の障害(寝たきりなど)のある人 各管轄がそれぞれに運営していて、75歳になった人はすべて老人保健制度に移行します。医療費の自己負担率が優遇されています。