そもそも厚生年金保険とは?

そもそも厚生年金保険とは?

434107de3f46157aa5cfb58825d2d151_s日本の公的年金制度には、次の3つの種類があります
○ 厚生年金保険 : 民間サラリーマンが加入する公的年金制度
○ 共済組合 : 公務員や私立学校教師などが加入する公的年金制度
○ 国民年金 : 自営業者などが加入する公的年金制度

その他、各年金の上乗せ制度として次の2つの制度があります。
○ 厚生年金基金 : 厚生年金保険の上乗せ制度
○ 国民年金基金 : 国民年金の上乗せ制度
これらの中で厚生年金保険制度とは、民間の会社などに勤務する労働者の老齢、障害または死亡について保険給付を行い、労働者およびその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする社会保険制度です。

公的年金制度と厚生年金保険

昭和36年に拠出制の国民年金がスタートしたときに国民皆年金が宣言されました。就業形態によってそれぞれ独自の年金制度が作られましたが、昭和60年の改正により一体化されました。
全国民共通の基礎年金が導入され、厚生年金保険や共済組合などは、その上乗せとして報酬比例の年金を支給する制度に変わり、制度による格差が生じないよう改定されました。基盤である国民年金を1階、上乗せ部分の厚生年金や共済年金を2階としてた2階建て年金制度が公的年金の基本の形です。

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