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7defa78fcc10395a6f48f1c71927c59c_s出向している労働者に関する保険関係の取り扱いについて、ご質問がありましたのでまとめておきます。

 

保険によって取り扱いが異なる

出向を実施している会社は多いと思いますが、しばしば保険関係で出荷先で手続を行うのか、それとも出向元で行うのか問題になる場合があります。
基本的に、出向を行う際、出向元と出向先で出向に関する契約を締結します。この契約書の中で、賃金の負担をどのようにするかの取り決めがなされているはずです。
多いケースとしては、出向元に籍は残したまま出向する在籍出向です。この場合、多くは、出向元で労働者へ賃金を支払います(出向先も一部の賃金負担をする場合が多いですが、あくまで労働者に賃金として支払うのは出向元になっていることが多いと思います)。
この場合、健康保険・厚生年金及び雇用保険は、出向元で加入することになりますので、これらの保険については、出向したからといって変わらないことになります。
ただし、労災保険だけは、原則として出向先での加入となります。
そのため、年1回の労働保険の計算(年度更新手続)が少々、ややこしくなります。つまり、雇用保険部分は出向元で計算の基礎に入れて、労災部分だけは、出向先の年度更新の計算の基礎に算入しなければなりません。

ちなみに、派遣労働者の場合、健康保険も厚生年金も雇用保険も労災保険も派遣元での加入とになりますので、こういった問題は生じません。

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